立岩は、丹後町間人の竹野川河口の海中にそびえる高さ約20メートルの巨岩。
約1,500万年前に地下から噴出したマグマが冷えて固まってできた普通輝石安山岩の岩床と、トンボロと呼ばれる陸繋砂州からからなる。
砂州と陸繋島の組み合わせは、丹後半島を代表する海岸地形の1つであり、柱状節理の黒い岩肌と白い砂州のコントラストが作る美しい景観は、優れた名勝地として知られている。
また、用明天皇の第三皇子麻呂子親王が鰾古・軽足・土車という3匹の鬼を退治した際、土車をこの大岩に封じ込めたと言い伝えられている。
※このポイントは「京丹後歴史文化スタンプラリー」のチェックポイントです。実際の「立岩」はここから川沿いに500mほど先にあります。