大成古墳群(市指定 史跡)は、古墳時代後期(6世紀末~7世紀初め)の古墳で、多くの遺物が出土している。
この古墳群をつくっている岩石は、史跡の西方向に見える立岩など周辺にある火山岩で、その柱状節理をうまく利用している。
立岩の頂上、大成古墳群のある場所、さらに東方に分布する海から十数メートルの高さの平坦面は、かつて海面だったところが隆起して高くなったもの(海岸段丘)である。
また、大成古墳群では春になると群生するハマダイコンの花が咲き乱れ、日本海を望む絶景と史跡とのコラボレーションを楽しむことができる。