立岩は、丹後町間人の竹野川河口の海中にそびえる高さ約20メートルの巨岩。約1,500万年前に地下から噴出したマグマが冷えて固まってできた普通輝石安山岩の岩床と、トンボロと呼ばれる陸繋砂州からからなる。砂州と陸繋島の組み合わせは、丹後半島を代表する海岸地形の1つであり、柱状節理の黒い岩肌と白い砂州のコントラストが作る美しい景観は、優れた名勝地として知られている。また、用明天皇の第三皇子麻呂子親王が鰾古・軽足・土車という3匹の鬼を退治した際、土車をこの大岩に封じ込めたと言い伝えられている。
半島に語り継がれた伝説・伝承
地球の営みが生んだ半島の景観と恵み
丹後町 かつての潟湖周辺をめぐる
「道の駅 てんきてんき丹後」を起点にかつてあった潟湖周辺の史跡をめぐるコースです。 竹野遺跡のあった道の駅を出発し、悠久の歴史を紡ぐ竹野神社、日本海三大古墳の一つ神明山古墳、「王者の棺」が出土した産土山古墳を経て、日本海を望む絶景に位置しジオサイトでもある大成古墳群、立岩をめぐり道の駅に戻ります。【注意事項】 ・コース途中にトイレや自動販売機等はありません。出発前に道の駅でご準備をお願いします。 ・神明山古墳への遊歩道、大成古墳群から立岩へ向かう遊歩道は未舗装路や登り降りがあります。 歩きやすい服装をおすすめします。 ・大成古墳群から立岩へ向かう遊歩道は海側沿いの急傾斜や砂浜のそばを通るルートです。 悪天候時は危険な場合もございますので、ご注意ください。