多様な信仰と百歳長寿を支える食文化

丹後には平安時代より花開いた仏教文化が数多く伝わり、日々を彩る祭礼・芸能が今も息づいています。また、豊かな大地と海で育まれた恵みを取り入れた食文化は、百歳長寿を養う基礎にもなっています。

『多様な信仰と百歳長寿を支える食文化』には以下のストーリーが含まれています。

花開いた仏教文化

絵画や彫刻などの多様な仏教美術、寺院建築、市内各地に残る自然石板碑やお地蔵さん、経塚や五輪塔など、中世以来の人々の祈りが感じ取れる豊かな仏教文化が花開いています。

市内では、田楽や踊子など中世以前に起源をもつ多様な民俗芸能が今も伝えられています。また、各地区では春夏秋冬の季節毎の祭礼や芸能が今も継承されています。

本市では、古代から風土に根差した豊かな食文化が展開されてきました。保存食や行事食など、現代に受け継がれた食の知恵は、長寿のまちづくりへと繋がるとともに、重要な観光資源ともなっています。